おすすめな掃除機
掃除機というとダイソンが一番お奨めなのではないか?
と考える人は多いかもしれませんが、それは違うと私は思います。
結論から申し上げると「紙パック式の安い掃除機」がお奨めです。
あくまでも、1人の掃除屋の偏見と勝手な意見として聞いて下さい。
まず掃除機には「吸込仕事率」というどれだけ「吸引力」があるのかを
表示しているスペックがあります。ところがダイソンをはじめとした
サイクロン式の掃除機の「吸込仕事率」は紙パック式より低いのです。
正確には、ダイソンは「吸引力がある」のではなく、ゴミを沢山吸っても
「吸引力が持続する」というだけなのです。
紙パック式はゴミが詰まると吸い込みが悪くなりますが、ゴミが詰まる
前に交換すれば問題ない話です。
吸引力が必要なケースとしては、カーペットやじゅうたんの床、土や砂
など重いゴミなどを吸いたい場合です。
一般的なフローリングや畳の床なら吸引力にこだわる必要はないと
思います。あまりにもテレビCMなどの宣伝に踊らされている方が多い
ような気がします。
ちなみに私自身は、吸込仕事率500Wくらいのスペックで8,000円くらい のものを使っていますが、ハウスクリーニングの現場で困ったことは 一度もありません。 もちろんダイソンや他のサイクロン式掃除機は様々な現場で使うことも ありましたが、すでに故障していたとか、使いづらいことが多かったです。
■サイクロン式掃除機のデメリット
・そもそも吸引力が弱い
・本体の値段が高い(安いサイクロン掃除機はホントに使えません)
・意外と故障が多い
・ゴミを捨てる時、ホコリが舞う
・ゴミを溜めるとよく詰まるため指でゴミをつまみ出す必要があり不衛生
■紙パック式掃除機のデメリット
・紙パックを購入しなければならない(1つ30円程度)
・紙パックのゴミが沢山詰まったまま使い続けると吸引力が落ちる。
最後に、床の掃除をするときのポイントですが、どんな掃除機でも万能
ではありません。フローリングや畳などはたまに水拭きをすると良いです。
またラグやじゅうたんなどは、掃除機よりもコロコロ(粘着ローラー)
の方が綺麗になることもありますよ。
そんなお掃除が面倒であれば、ぜひご依頼下さい。お待ちしております。
(2017年1月現在)