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夏のエアコン掃除はダメ

我々のような業者にエアコンクリーニングを依頼されるのにおすすめな時期は、ずばり、冷房を使わない時期です。その3つの理由をご説明いたします。

その1(細かいホコリが取れない)

エアコンクリーニングは、エアコンをまるごと水洗いするわけではありません。特に熱交換器という部分と送風ファンに洗剤をつけて高圧洗浄し、プラスチックのカバーなどは外して水洗いします。その他の電装部分(モーターや基盤など)には水をかけることができないため、掃除機でホコリを取ったり拭いたりすることしかできません。ところが冷房を使う季節はエアコン内部に結露が生じて色々なところが濡れて湿った状態になります。そうするとブラシでホコリを払ったり掃除機で吸うことができなくなります。つまり落ち葉掃除をする時に雨で道路が濡れているとハキ掃除が思うようにできなくなるのと一緒です。
特に最近はやりのお掃除機能付きのエアコンは電装部分がとても多いため、結露で湿った状態だと付着したホコリを掃除機で吸い込むことが難しくなり中途半端に汚れが残ってしまいます。部品が細かく入り組んでいるため指も入らないところも多く拭きたくても拭けません。

その2(不具合が生じる恐れ)

冷房を使うとエアコンの熱交換機というところが冷やされて結露が生じます。通常その水はドレンパン、ドレンホースを通して屋外に排出されます。しかし、エアコンクリーニングを行うことで、普段濡れることがない部品も濡れます。その為、本来なら屋外に排出される結露した水がクリーニングによって濡れた部分に付いてしまうことで、それが呼び水になり、エアコンクリーニングの後に水漏れを起こすことになります。特にパナソニック製が多いのですが、その場合エアコンを1~2日使用しなければ乾いて水漏れは解消します。エアコンを掃除してもらったら壊れた、という話が多いのはこのような理由も多いと思われます。冷房を使わない時期ならばこのような不具合は発生しません。

上記のような不具合の他に、エアコンを分解するためには破損しやすいプラスチックの部品をねじって曲げたり、指でつまめるかどうかわからない小さなコネクターや配線を外すことが必要であったり、分解にはかなり神経を使います。それでも部品が破損してしまうことも少なくありません。その時はメーカーに修理依頼をさせていただくのですが、エアコンを頻繁に使う夏の時期は修理も混みあうため電話もなかなかつながらず出張修理にもすぐに来ていただけないこともあります。

特に猛暑が続く昨今の夏にエアコンが使えなくなるのは死活問題です。単なるエアコンの掃除だから壊れることはないだろうと思いがちですが、このようなリスクの可能性も若干あります。ちなみに私の場合、100台のうち1台くらいの確率でクリーニング後に不具合が生じます。お客様には申し訳ないことですが、こればかりは避けられません。これはエアコンクリーニングをしている業者全般に共通することで、どんなベテランでも一緒です。

その3(すぐにお伺いできない)

お客様からエアコンクリーニングのご依頼が多い時期は毎年決まってます。それは気温が急に高くなった直後で蒸し暑くなる季節、つまりエアコンを使い始める頃に集中します。そのため我々のような業者にご依頼が同じ時期に集中するのが毎年恒例です。エアコンを使い始めに汚れが気になってご依頼をいただいても、すぐにお伺いできないことが多くお待たせしてしまうことがあります。

(2019年5月作成)

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